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2008年2月16日(土)、第2回調査隊会議が名古屋市北区の
名城下水処理場3階講堂において開催されました。
この会議は、堀川1000人調査隊2010 第1ステージ・第2ステージの一年間の
調査結果の統計的なまとめを隊員に報告し、また第3ステージの活動に向けて
広く隊員の意見を吸い上げるために開催されたものです。
当日は、隊員約80名、行政関係者約20名の出席がありました。
たくさんの隊員から熱心な発言がたくさん出て、非常に活気あふれる会となりました。
当日の内容・決定事項などは次の通りです。
・木曽川導水によって第1ステージより第2ステージは透視度・CODなどで少し改善が確認された。
・1年前の行政の水質調査結果と比較しても、第1・第2ステージを通じて、堀川全体の水質改善が
みられ、あらためて木曽川導水が堀川再生に有効であることが確認された。
・第3ステージは夏場に向かうため、第2ステージより数値などが悪化することが予想されるが
第1ステージとの比較ができるような調査活動をしてゆくことにした。
そのため、第3ステージの調査期間は、4月1日~6月30日までと決定した。
・残念ながら、まだまだゴミのポイ捨てなどが目立ち、清掃活動や、啓発活動が
より一層必要であるとの認識を共有した。
・堀川浄化に効果のある木曽川導水も、2010年までの期間限定の社会実験であり
その後の導水継続に理解を求めるためには、名古屋市民の意識を高めてゆくことが
必要である、との認識を共有した。
すなわち、木曽川導水によって自然科学的にきれいになる、というだけでは、
木曽川導水継続への同意を得ることは難しく、木曽川導水によって、名古屋の市民の
意識が高まり、ゴミのポイ捨てがなくなり、美化活動も進み、名古屋市民の手によって
よりきれいな水になって海に流してあげる、という、人の心の変化が生じた、というストーリーが
必要であるとの認識を共有した。
そのために堀川応援隊をもっともっと増やしてゆく必要があることを認識した。
この日は、名古屋市の山田雅雄副市長も、一市民として会議に参加されました。
事務局よりコメントを求められた山田副市長は次のような主旨の発言をされました。
・市民の皆さんの熱意あふれる活動に敬服しました。
2010年に誘致している「生物多様性条約締約国会議(COP10)」では、
市民の活動を世界の人に紹介していく、ということも考えられているが、
堀川1000人調査隊の活動もこのまま続けられれば十分発表に値すると
思いますので、がんばってください。
・名城下水処理場の高度処理については段階的にではあるが進めています。
市民の皆さんとともに名古屋市も堀川浄化に取り組んでいます。
(このあと名古屋市上下水道局より次のように補足説明がありました)
2010年までには透視度の改善のためのろ過処理、その後、富栄養化を
抑えるための処理などに進んでゆくよう計画をしています。
会議はわきあいあいとした雰囲気の中で終了。第3ステージへの思いをあらたに
帰途につきました。
⇒市民による調査報告はこちら
⇒名古屋市(行政)による調査結果こちら
⇒この会議に関する新聞報道はこちら
⇒第1回調査隊会議(19年9月8日)の様子はこちら
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第2回調査隊会議の光景です。
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あいさつされる、梅本実行委員会会長。
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約80名の市民調査隊の代表者が事務局の
報告に熱心に耳を傾けました。
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たくさんの市民の方が、次々に意見や感想を発表。
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老いも若きも一緒になって熱心な討議を重ねた
2時間30分でした。
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最後にコメントを求められ、発言された名古屋市の
山田雅雄副市長。
調査隊の皆さんの活動にエールをおくられました。 |
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おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。
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⇒社会実験に関する新聞報道はこちら
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みんなで堀川がきれいになるように応援しましょう!
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